自宅での事務作業、家事按分にできるのか
売上等に関わる仕事は野外ですが、
事務作業などは自宅で行います。
この場合、電気代などは家事按分にできるのでしょうか。
インターネット代も家事按分にできるのでしょうか。
税理士の回答

全体の仕事量に対する事務作業の割合によると考えます。
仕事のだいぶぶんは外でしており事務作業は領収書整理など月数時間程度という状況であれば厳しいですが、自宅に専用の作業スペースが有りPC・プリンター等を設置して月数日(全体の数割)は作業しているのであれば家賃・水光熱費・通信費を経費按分することは可能であると思います。
ご回答ありがとうございます。
検討してみます、数割を按分にする場合どのように按分を出せばよいでしょうか?

自宅の場合は面積で按分するのが一般的かと思いますが、その他時間での按分もあり得ます。絶対の按分基準というものは無いのですが、他者(税務署)への説明可能性が一番重要です。
例えば、自宅のこの場所が作業スペースで面積は〇〇㎡なので〇割で按分していますという説明は認められやすいですが、何となく〇割で按分していますというような曖昧な説明は否認されます。
ありがとうございます。
仮に事業比率が20%・電気代¥20,000の場合、仕訳方法として
①請求額から事業比率分を計算した額を入力。
4/5 (借)水道光熱費 4000 (貸)事業主借 4000
②複数の仕訳。
4/5 (借)水道光熱費 4000 (貸)事業主借 20000
事業主貸 16000
③会計ソフトの家事按分・自動計算を使用。(決算時に自動計算)
4/5 (借)水道光熱費 20000 (貸)事業主借 20000
12/31に、会計ソフトで自動計算される仕組みかと思います…
①②③、どの仕訳方法が一番良いのでしょうか?

①~③のいずれでも結果は同じなのですが、③が一番お勧めです。
会計ソフトの自動計算(按分)の機能は③を前提に作られているためその通りに会計処理するのが一番楽です。
ご返信ありがとうございます。
①~③どれでも問題はないのですね、③が会計処理が楽ということですね。
③の場合、事業主貸が多くなってしまいますが問題と思います。
ですが、事業主貸が多くなり気になる場合、
③ではなく①で仕訳しても良いのでしょうか?

③の場合は以下仕訳を計上→その後事業主勘定を元入金へ振替、という処理を行い事業主勘定は相殺されるので途中で事業主貸(or借)勘定が大きく計上されても特に問題ないです。
決算時 事業主貸 16,000/水道光熱費 16,000
もちろん①でも問題ないですが、請求書と計上仕訳の金額が異なりぱっと見で確認しにくいので私としては③をお勧めします。
ご返信ありがとうございます。
相殺されるということは、理解しました!
・ですが②や③の仕訳の場合、決算書の事業主貸の金額は大きく表示になりますよね?
・事業主貸の額が大きくなり、控除前の所得金額より高くのは問題になりますか?

事業主貸と事業主借が両建てされて大きくなっているだけですので特に問題ないです。
①なら事業主借 4,000のみ、②・③なら事業主貸 16,000と事業主借 20,000の両建てという違いがありますが、純額では同じなので全く問題ないです。
この件に限らずなのですが正しく会計処理してさえいればその結果としてある科目が大きく増加(減少)したとしても全く問題ないです。
ご返信ありがとうございます。
何度も質問し、ご回答いただきありがとうございます。
③をお勧めしているとのことなので、③でやっていこうかと思います。

せっかく会計ソフトに按分の機能があるので③を使うのが間違いないです。
あえて手間をかけて①、②を選択する理由が思い浮かばないですし、ほぼいないと思われます。
本投稿は、2022年02月15日 11時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。