サブスクリプションの売上計上時期について
出版社で経理をしています。
年間契約で電子雑誌の読み放題サービスを昨年から実施しています。この読み放題サービスの年間契約料を契約満了月に一括で売上計上するのは問題があるでしょうか。
社内システムの関係で、分割しての月次計上が難しいです。
税理士の回答

文面を読む限り、時の経過に伴い貴社に収益が発生していると考えられることから、毎月売上計上するのが正確な月次業績把握の観点からは望ましいと考えます。
しかし、それは実務上難しいということであれば、おっしゃるように、期中は入金時に売上計上をしておき、決算で、各お客様の前の入金日から決算日までに発生している収益を計算し、それを、
・決算日
(借方)売掛金 ××× (貸方)売上高 ×××
と計上して最終的に売上を合わせる、ということで税務上は問題ないと考えます。
翌期首で
・期首日
(借方)売上高 ××× (貸方)売掛金 ×××
と、上記仕訳を戻し入れ、また、入金日で売上計上していくことになります。
本投稿は、2022年08月31日 16時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。