水中作業用のドローンの耐用年数を教えてください。
漁業で使う、水中作業用ドローンの区分と耐用年数を教えてください。
作業内容は、赤潮の発生調査や餌まき、水中での定置網や養殖場の破損や汚れの確認などです。
また、同じ漁業で使う場合でも、養殖場の警備などでドローンを使用する場合は、区分や耐用年数が変わるのでしょうか?
ドローンの耐用年数の区分が難しく、困っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
税理士の回答

土師弘之
国税庁ホームページの「質疑応答事例集」には、空撮専用ドローンの耐用年数は、「空中から写真撮影することを主たる目的とするものであり、写真撮影機能に移動手段を取り付けたものであるから、その主たる機能は写真撮影であると考えられます。したがって、本件ドローンは、耐用年数省令別表第一の「器具及び備品」の「4 光学機器及び写真製作機器」に掲げる「カメラ」に該当し、その耐用年数は5年となります。」としています。
同様の考え方を引用すると、
「漁業で使う水中作業用ドローン」は、その用途から「漁業用設備」と同様と考えられることから、
「機械装置28水産養殖業用設備」として耐用年数5年を適用するのが妥当と思われます。
なお、警備が目的であっても、養殖場の管理に要するものですので、「カメラ」には該当しないと思われますが、同じ耐用年数5年ですので、大きな問題は起こらないと考えられます。
土師様
とてもわかりやすく回答していただき、ありがとうございました!
非常に助かります。
参考になりました。ありがとうございます。
本投稿は、2023年07月19日 04時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。