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減価償却について

減価償却について教えてください。

事業立ち上げの際、ソフトウェア費として2,285,799円費用が発生しています。
支払いは信用金庫から借入して分割払手数料で1,347,707円発生しています。

合計の支払い金額は3,633,506円になり、初回が64,006円の支払い、以降は60,500円の60回払となります。

この場合の仕訳を教えてください。

ソフトウェア費の2,285,799円は減価償却として処理し、分割払手数料は毎月経費として計上すればよいのでしょうか。

または元金の2,285,799円は減価償却で経費にできるが分割払手数料は経費として計上不可になりますでしょうか。

どのように処理すればいいのかがわからないので、ご教示いただけますと幸いでございます。

よろしくお願いいたします。

税理士の回答

 ソフトウェアの代金2,285,799円を資産計上し、毎月返済時に支払利息を計上していくのが実務上一般的な処理であるかと思われます。

・購入時
(借方)ソフトウェア 2,285,799 (貸方)借入金 2,285,799

・信用金庫への返済時
(借方)借入金 ××× (貸方)普通預金 60,500
(借方)支払利息 ××

・決算期末
(借方)減価償却費 ××× (貸方)ソフトウェア ×××

などです。

わかりやすい回答ありがとうございます、助かります。
信用金庫への返済時に借入金の記載がありますが、決算期末の減価償却費と重複しないか気になりました。

考え方としては下記で合ってますでしょうか。

・毎月返済の借入金は経費として計上されない(仕分に記載していても経費にはならない)、支払利息のみが経費として計上される
・決算期末の減価償却費分がソフトウェア代金として年度末に経費として計上されるため、借入金返済分と重複にはならない

よろしくお願いいたします。

おおむねそのような感じなります。
・借入金の元本返済分は経費にはならず、利息のみ経費になります。
・ソフトウエアについては、資産に計上した分を、毎年減価償却費として費用に計上します。借入金の返済とは全く無関係です。

 借入をしないでソフトウエアを購入した場合と、借入をしてソフトウエアを購入した場合で減価償却費は同じになりますが、借入をするとその利子分だけ損をしているので、その利子分だけ費用が増える、ということになります。

回答いただきありがとうございます。
よく理解できました。
どのように処理すればいいかずっと悩んでたので、とても助かりました!
お忙しい中ありがとうございました!

本投稿は、2024年08月26日 22時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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