個人事業主の年収について(減価償却)
個人事業主です。
個人事業主の年収は申告書の所得金額等の金額となると思いますがひとつ疑問があります。
減価償却について、経理上?は耐用年数によりその年の経費となってしまいますが、実際はその年にそんな額を支払ってはいない場合、実際の年収とズレがあり実際の年収はもっと高いとなることもあるのではないかと思っています。
この考えは変でしょうか?
税理士の回答

はじめまして、税理士の岡村と申します。
ご質問者様のお考え、ある意味では合っていると思いますよ。
ざっくりと資金繰りや借入の返済計画を考えるときには・・・。
当期の所得金額+減価償却費=当期増える金額
みたいな感じで考えますので、資金繰りなどのご検討をされる場合には、ご質問者様のような考え方がむしろふつうだと思います。
※反対に、車両運搬具など高額な固定資産を購入される年につきましては、上記算式の逆のことが起こりえますけれど・・・。
よろしければご参考になさってみていただけたらと思います。
回答ありがとうございます。
例えばですが
耐用年数2年の200万円の中古車を購入し8年ローンを組んだ場合、1年で100万円が経費となり所得金額が減りますが、実際には25万円ほどの支出いう状態で相違があり実際の所得とはかなり差が生まれるという認識で合っていますでしょうか?

そんな感じだと思います。
例えばですけれど、実際に考えてみますと・・・。
決算書上で所得が500万円として、減価償却費が25万円、中古車200万円とした場合。
1年目 所得500万円+減価償却費25万円ー中古車200万円=325万円
2年目 所得500万円+減価償却費25万円=525万円
みたいな感じになるのですが、現金預金の増減は計算後の金額の方が近い感じになるのではないでしょうか。
もし興味があるようでしたら、キャッシュフロー計算書の作成方法などを勉強してみてもよいかもしれないです。
理解力がなくすみません。
減価償却費25万円を足すところがよく分からないのですが
決算書では
売上1000万円ー車以外の経費500万円ー減価償却費100万円=所得400万円となり
でも実際のお金の動きは
売上1000万円ー車以外の経費500万円ー車のローン25万円=所得475万円となり
実際の所得額は違ってくるということで合っていますでしょうか?

減価償却費を足すのは、ご質問者様の記載されておりましたとおり、実際に現金支出があるわけではないけれど、経費計上されるものだからです。
考え方的には・・・。
ご質問者様が記載されているように
「決算書では
売上1000万円ー車以外の経費500万円ー減価償却費100万円=所得400万円となり
でも実際のお金の動きは
売上1000万円ー車以外の経費500万円ー車のローン25万円=所得475万円となり・・・」
でよいと思いますよ。
まあ、見る人が見るとツッコミが入るといけないので、一応断っておきますと・・・。
でも実際のお金の動きは・・・。
収入1000万円ー車以外の支出500万円ー車のローン支出25万円=増差現預金475万円となり・・・
でしょうかね。
よろしければご参考になさってみてください。
本投稿は、2024年12月27日 20時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。