減価償却費の未償却残高の計算について
減価償却費の計算について質問です。
普通車で30%の事業割合で償却している資産があるのですが、未償却残高から引かれる数字は、本年分の経費算入額(30%の額)からではなくて、本年分の償却費合計(100%の額)から引いた数字で合っていますでしょうか?
合わせて、ずっと未償却残高1円で残っていた車の減価償却資産を廃車にした場合、その年に何か仕分けをする必要はありますか?
いきなり減価償却費の欄から削除してはいけませんか?
税理士の回答

こんにちは。
未償却残高は本年の償却費の額の100%を引いた数字で問題ありません。
また、車を廃車にして除却した場合には
固定資産除却損××× 車両運搬具×××(帳簿価額)
のように仕訳をするようにした上で固定資産台帳から削除してください。
承知しました。お忙しい期間に回答いただきありがとうございます。とても助かりました。
ちなみに、昨年まで誤って経費算入額から引いてしまっていて、未償却残高が誤ったまま提出されてしまっていたのですが、税額には影響ないですが修正申告などは必要ですか?
(それに伴い貸借対照表の車両運搬具の残高も同様に誤ったままでした)

税額に影響がない部分については修正申告は不要です。
令和7年分の会計帳簿上で、損益に影響がでないように、車両運搬具の帳簿価額を、
事業主貸××× 資料運搬具×××
のように仕訳をして調整するのが良いでしょう。
承知しました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
本投稿は、2025年02月21日 10時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。