太陽光発電設備の一部交換に伴う会計・税務処理
太陽光発電設備の一部交換に伴う会計・税務処理について、ご相談させてください。
当社では、過去に太陽光発電設備一式(パワーコンディショナ16台、太陽光パネル等を含む)を約3億円で購入し、「機械及び装置」として一括で資産計上しております。
なお、売買契約書や請求書には設備一式の総額のみが記載されており、パワコン1台あたりの金額等の内訳は不明です。
今期において、当該設備のうちパワーコンディショナ約6台を交換しました。
今回の交換にあたっては、性能・機能面の向上があるため、新たに取得したパワコンについては資産計上を予定しております。
一方で、既存資産から除却すべき旧パワコン6台分の帳簿価額(除却額)をどのように算定すべきか判断に迷っております。
パワコン1台あたりの取得価額が不明な場合について、
・合理的な按分方法(例:台数按分、能力比、再調達価額等)
・税務上、一般的に認められやすい考え方
・除却処理を行わず、資本的支出として処理する選択肢の可否
などについて、ご見解をお聞かせいただけますでしょうか。
税理士の回答
坪井昌紀
Q1・合理的な按分方法(例:台数按分、能力比、再調達価額等)
A1.16台それぞれ機種(単価)が違う場合は、再調達価額で按分するのが良いと思います。同じ場合は台数按分などのもう少し簡易な方法でも良いと思います。
Q2 ・税務上、一般的に認められやすい考え方
A2.上記の順位で考えるべき。
Q3 ・除却処理を行わず、資本的支出として処理する選択肢の可否
A3.除却損は、発生した時(決算期)に確実に処理すべきです。
回答は以上です。
ご回答ありがとうございます。
一点確認させてください。
今回の除却額算定にあたり、パワコンの台数を基準として、太陽光パネルや配電機器等を含めた設備一式の帳簿価額を按分し、除却額を算定するという考え方でよろしいでしょうか。
具体的には、
帳簿価額 ÷ 16台 × 除却対象6台分
として算定した金額を除却額とするイメージで問題ないか、ご確認をお願いいたします。
坪井昌紀
今回は交換ですから、交換後に使用継続する配電機器等をなんぼかでも切り分け計算できるのであれば、切り分けたうえで、除却するパワコンを16等分の6台計算するのがベストです。
精度が高い計算ができない場合でも、塩梅よく、これくらいは切り分けましたとしておくのが、否認されないためのコツとも言えます。
ご回答いただきありがとうございます。
本投稿は、2026年01月04日 23時24分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







