仕上工事の資産計上について
自社ビルの2階で改修工事があります。(働き方改善目的の改修)
詳細見積書の項目の中に「仕上工事」があります。
内容は、
①クロス張替え
②タイルカーペット張替え
③グリーンウォール設置
④笠木造作
⑤柱面ルーバー
⑦諸経費や運搬費等
(①~⑤はそれぞれ20万円以上)です。
ここで質問ですが、
●「仕上工事」として(一本で)資産計上することは問題ないのか。
●一本で計上する場合、科目と耐用年数は何になるのか。(建物?建物附属設備?器具備品?)
※特に③、④、⑤の扱いが不明です。(器具備品?)
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

土師弘之
建物の内部造作については、建物附属設備に該当する場合を除いて、その造作の構造がその建物の骨格の構造と異なっている場合であっても、その建物に含めてその建物の耐用年数を適用することになっています。
仕上工事の工事内容を言葉通りとれば、「壁・床・柱」等建物の構造そのものと思われるので、すべてを一括で建物(内部造作)として計上し、ビル自体の法定耐用年数を適用するのが妥当と思われます。
ご回答ありがとうございました。
とても勉強になり、参考にさせていただきます。
本投稿は、2021年09月15日 00時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。