企業が減価償却期間後に不動産を売却したら税金アップ?
企業が所有している不動産(建物)の場合です。
当然減価償却で毎年費用を計上していきます。償却期間が終わってもなお保有する場合、税金はどうなるのでしょうか。
個人が保有する不動産の場合は、減価償却費を経費計上できなくなり、所得税や住民税が増額すると思います。これに対し企業の場合も何らかの税額負担が増えるのでしょうか。その場合の税金は具体的に何に(法人税?)該当するのでしょうか。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答
当然減価償却で毎年費用を計上していきます。償却期間が終わってもなお保有する場合、税金はどうなるのでしょうか。
→法人であっても備忘価額1円まで減価償却をすれば以降の減価償却はありませんので、その分減価償却という損金が減少して所得は増え税金も増えます。
個人が保有する不動産の場合は、減価償却費を経費計上できなくなり、所得税や住民税が増額すると思います。これに対し企業の場合も何らかの税額負担が増えるのでしょうか。その場合の税金は具体的に何に(法人税?)該当するのでしょうか。
→法人税、地方法人税、法人住民税の法人税割、法人事業税、特別法人事業税が増えます。
表題は売却ですが、本文は保有し続けると内容が異なりますので、上記の回答は本文に対する回答です。
本投稿は、2022年05月14日 12時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。