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準確定申告の減価償却費の計算について

6月に父が他界したので準確定申告を進めてます。

アパート経営で家賃収入がありました。
鉄骨鉄筋コンクリート造
建築年月 昭和48年2月
取得日 平成16年2月

2月に令和3年の確定申告をした控えを見ると、
償却方法は定額、償却率は0.058 耐用年数17年と記載されてます。

令和2年の控えも見ると同じ記載で取得価格だけ数字が違います。

この場合、今回も耐用年数は17年で0.058で計算すれば良いのでしょうか?

税理士の回答

事業期間が1年ないので、通常の年と異なる耐用年数・償却率となるのではないかという疑問だと思いますが、事業期間が1年未満の場合は、耐用年数・償却率はそのままで、償却期間を6か月とし月数按分します。
なお、取得価額は正しい金額で計算します。

ありがとうございます。
耐用年数についてなのですが、

令和3年の確定申告の控えを見てるんですが

そもそも住宅兼賃貸で、鉄骨鉄筋コンクリート造なんですが、耐用年数は17で合ってますでしょうか?一階は自宅で二階三階は貸してます。

耐用年数は鉄骨鉄筋コンクリート造は47と記載があるのですが、何故ここが17になるのか分かりません。17と言う数字は実際に不動産を取得してから令和3年で17年目になります。
耐用年数と不動産取得してからの年数を父が間違いてるのでしょうか?
何がお分かりになれば教えて頂きたいです。

新築物件でかつ新築当初から賃貸しているのであれば、耐用年数は47年になります。
中古物件であれば簡便法で計算すると47年より短くなりますが、17年では短すぎると思われます。

お返事ありがとうございます。

取得したのが築30年目にあたる平成14年だったという事が分かりました。

築30年の中古物件を所有したので、残りの耐用年数を耐用年数47年-築30年=17年
残りの耐用年数17年という事で、耐用年数が17年になってるっていう事も有り得るのでしょうか?

中古物件の耐用年数の簡便法に依る計算は、
法定耐用年数-経過年数+経過年数×20%
ですので、
47年-30年+30年×20%=23年
となり、経過年数の20%を加算するのを失念しているのではないでしょうか。

大変勉強になりました。分かりやすい御説明ありがとうございました。

本投稿は、2022年07月10日 09時12分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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