国会図書館への納本の勘定科目は何ですか
自費出版物の国会図書館への無償納本をしようと考えていますが、仕訳の相手科目に悩んでいます。
① 無償納本の場合、貸方は仕入だと思いますが、借方は何になるでしょうか。
② 仮に代償ありの納本を選択した場合の仕訳はどうなりますか。
③ 代償ありの納本を選択できるのに無償で納本した場合と、代償の基準に満たないため無償で納本した場合とで、勘定科目に違いはありますか。
（10万円で100冊を仕入れた場合の無償納本に送料が100円かかった場合）
仕入 10万 現金 10万 ←100冊 1冊あたり1000円
荷造運賃 100 現金 100 ←実費を算入
？？ 1000 仕入 1000 ←納本1冊分
（10万円で100冊を仕入れた場合の代償ありの納本で送料が100円の場合）
仕入 10万 現金 10万
荷造運賃 100 現金 100
現金 500 仕入 500 ←代償された部分
現金 100 荷造運賃 100 ←返って来た送料分
？？ 500 仕入 500 ←代償されなかった部分
検索しても誰も困った形跡がないので、もしかしたらすごく当たり前のことなのでしょうか。お手数をおかけいたしますがよろしくお願いいたします。
税理士の回答
無償ですので、しいて仕訳はないと思います。
なぜ、仕入でしょうか・・・。
仕入は、購入した時に
仕入れ＊＊＊現金預金＊＊＊
商品＊＊＊期末棚卸＊＊＊
です。
寄付した時は、その棚卸がなくなります。
今年、自費出版をして、それは売り物で・・・ということならば、
事業主貸＊＊＊他勘定振替
期末棚卸＊＊＊商品＊＊＊
でしょう。
仕入ではなく商品として減るのだとしても、特定の仕訳なしに期末時点で理由なく何かが減っているのはお会計としておかしいという理解でしたが、違うのですか？また仕入とは商品の価格なので、仕入れた商品が商品でなくなったときはその価額を何か別の科目に振り替えるべきだと思いましたが、違うのですか？上の仕訳はこの2点から、なぜ許されるのかが分かりませんでした。
下の仕訳は商品を減らす仕訳が入っている点で理解できますが、国民の義務として納本するのにあたかも事業主が利益を得たかのように事業主貸が登場するのがよくわかりません。
いずれにしても、考え方をもう少し解説していただけないでしょうか。
寄付した時は、その棚卸がなくなります。
今年、自費出版をして、それは売り物で・・・ということならば、
事業主貸＊＊＊他勘定振替
期末棚卸＊＊＊商品＊＊＊
でしょう。
事業主が利益を得ていると考えませんが
寄付金にかえてください。
本投稿は、2023年05月05日 21時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。
