法人で入手した賃貸アパート物件に対する火災保険加入の仕訳と会計について

中古アパートを期中入手し火災保険５年間の保険料を５０万（現金）一括支払い致しました（4/1）。尚、会計年度は10月1日～9月30日です。
①会計上は５０万分を各会計年分毎に損金計上すると伺っていますが、その場合の仕訳方法を教えてください。
②会計処理は１年目、２～４年目、最終年はそれぞれどのようになりますでしょうか？
③帳簿上、決算上に留意することはございますでしょうか？
何卒よろしくお願いいたします。

税理士の回答

服部誠

税理士法人レガート

1. 東京都
2. 中央区

１年目の仕訳は次のようになります。
(借方)保険料　50,000　 　 (貸方)現金預金　500,000
(借方)前払費用　450,000　

２年目から５年目の処理は次のようになります。
(借方)保険料　100,000　　(貸方)前払費用　100,000

最終年度の処理は次のようになります。
(借方)保険料　50,000　　(貸方)前払費用　50,000

注意点としましては、期末までの経過月数に応じてその事業年度の損金になる金額を算定して振替処理が必要になりますのでご留意ください。
宜しくお願いします。

本投稿は、2018年04月03日 22時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。