クレジットカードで個人用と事業用の両方の支払いがあり、事業用の口座から引き落とされる場合の仕訳
個人事業主です。青色申告(複式簿記)に向けて準備しております。
クレジットカードで個人用と事業用の両方の支払いがあり、事業用の口座から引き落とされる場合の仕訳についてお教えいただけると幸いです。
口座は1つしかなく、個人のものも含まれてしまいますが「事業用」として考えて仕訳をしております。
今まではクレジットカードは「個人用」と「事業用」を分けておりました。ですので
個人用のクレジットカード使用時→記載せず
個人用のクレジットカード引き落とし時→事業主貸/普通預金
事業用のクレジットカード使用時→新聞図書費/未払金
個人用のクレジットカード引き落とし時→未払金/普通預金
としておりました。
このたび、クレジットカードを1つにまとめることになりまして色々調べていたところ、
クレジットカードでの支払いを「事業主借」で処理する方法を見つけました。
クレジットカード使用時→新聞図書費/事業主借
ここまでは理解したのですが、クレジットカードの引き落とし時の処理はどのようにすればよいかわからなくなってしまいました。
まとめますと
・ クレジットカードで「個人用」と「事業用」の両方の支払いがある
・「事業用」の口座から引き落とされる
この場合の仕訳の仕方です。
どうぞよろしくおねがいいたします。
税理士の回答

上記のような
(借方)新聞図書費 ××× (貸方)事業主借 ×××
の仕訳は、引き落とし口座が個人用口座の場合の仕訳ですので、今回のケースでは、引き落とし口座が事業用口座なので、
従来通り、事業に使用時に
(借方)新聞図書費 ××× (貸方)未払金 ×××
支払い時に
(借方)未払金 ××× (貸方)普通預金 ×××
事業主貸 ×××
と記帳して、支払時の金額を分けるのが、税務署対策としては望ましいと思います。(面倒ですが)
事業主借勘定は上記のように引き落とし口座が個人口座となっているなど、やむを得ない場合に使う勘定ということになります。
すぐにご回答いただきありがとうございます。情報を間違えて捉えてしまい「事業主借」にしたら簡単になる!と思ってしまっておりました。このまま進んでいたら大変なことになっていました。教えていただき感謝いたします。ありがとうございました。
本投稿は、2020年09月01日 20時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。