建設仮勘定、貯蔵品の売却処理について
開店予定の店舗分として、前期に計上した建設仮勘定と貯蔵品について、当期に開店が中止になったことから売却することになり、差損が生じることになりました。
①この場合、貯蔵品の売却に伴う差損の科目は何になりますでしょうか。
貯蔵品売却差損という科目はありません。
②貯蔵品のうち、前期決算で旅費や作業費から貯蔵品に振り替えたものがあります。また建設仮勘定のうち、設計料や加盟入会金があります。このような物がないものについて、売却損とはできないため、貯蔵品は旅費や作業費に戻し、建設仮勘定は除却損としようと思いますが、問題ありますでしょうか。
③上記①②の差損のPL表示区分は、経常的か否かで、営業外か特損とする表示で問題ありませんでしょうか。
以上、3点について、ご教示願います?
税理士の回答

①差損は雑損失などとして処理するのがよいのではないかと思います。
②もともとの科目に戻す必要はないものと思います。貯蔵品や建設仮勘定に振り替えた時点で、それらの費用は、棚卸資産や将来固定資産になるものに化体していると考えるのが適当であるからです。
③問題ないと思います。
早速ありがとうございます。
そうすると、②の差損についても①同様に雑損失となりますか?それとも建設仮勘定分は、売却損でしょうか?

建設仮勘定は固定資産なので、固定資産売却損で処理するのが適当です。上記の表現は適切ではありませんでした。
建設仮勘定⇒建物になるということを言いたかったです。
理解できました。
ありがとうございました。
本投稿は、2020年09月30日 19時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。