外注先が所有している設備の監視カメラ移設費用について
○概況
現在、請負契約を取り交わしている取引先の設備に監視カメラ(安全監視用)が設置されています。この度、安全基準が見直しとなり、監視カメラの設置場所の変更を依頼する事となりました。移設費用(1台30,000円程)については、当社都合により発生するものという点を考慮し「当社負担」とする事と致しました。取引先が所有している設備なので、移設工事については取引先側で「発注・施工・支払」をしてもらい、移設完了後、かかった費用を請求してもらう流れで考えています。
【質問事項】
①上記の流れで処理した場合、会計上・税務上等で問題になる事はありますでしょうか。
②仮に移設工事を当社で「発注・施工・支払」をした場合、会計上・税務上等で問題になる事はありますでしょうか。
③①と②両方とも問題ない場合、どちらで処理する方が良いでしょうか。
④当社が計上する際の勘定科目は「修繕費」で考えていますが問題ないでしょうか。
税理士の回答

①会計上・税務上等で問題になることはないものと思われます。
②貴社に所有権のない監視カメラについて、移設工事を発注するのは難しいように思いますが、詳細は弁護士さんにご確認ください。
④上記の①場合、業務委託費など普段、当該請負先の費用を処理している科目に含めて差し支えないと思わrます。「修繕費」には若干違和感を感じます。
唐澤先生、ご回答頂き、ありがとうございます。
②貴社に所有権のない監視カメラについて、移設工事を発注するのは難しいように思いますが、詳細は弁護士さんにご確認ください。
⇒取引先に所有権がある設備の移設工事を弊社で発注した場合【利益供与・寄付】と取られる可能性がありますでしょうか。(大袈裟かもしれません)
④上記の①場合、業務委託費など普段、当該請負先の費用を処理している科目に含めて差し支えないと思わrます。「修繕費」には若干違和感を感じます。
⇒「外注費」で処理をしておりますので、この科目で処理しても問題ないという事でしょうか。

(1)おっしゃる通り、税務的にはそうとられてしまう可能性もありますね。
(2)「外注費」で処理して問題ないと思います。
丁寧に回答して頂き、誠にありがとうございました。
唐澤先生の見解を踏まえて、判断したいと思います。
本投稿は、2023年06月09日 14時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。