ローン残債一括返済における仕訳について
会社と個人事業両方を想定しての仕訳方法をお伺いしたいです。
会社A(または個人事業主a 以下略)は5年ほど前に中古車を6年のローン払いで契約しました。
その際に仕訳としてローンの未払金額の他に、割賦手数料として563,400円を前払費用で計上しました。
中古車の当期首簿価は1円で、期中に除却処理を行います。
ローンの残債は895,000円 割賦手数料の残債は281,000円です。
ローン残債は除却した時に一括で返すことにしましたが、実際にローン会社に支払った金額は800,000円だけでした。
この時の仕訳についてお伺いしたいのですが、
【法人の場合】
未払金 895,000/現金預金 800,000
/雑収入(不課税) 95,000
支払利息 281,000/前払費用 281,000
【個人事業主の場合】
未払金 895,000/現金預金 800,000
/店主勘定 95,000
支払利息 281,000/前払費用 281,000
上記の仕訳でよろしいでしょうか。
正しい仕訳と、なぜ残債より支払った金額が少ないのか教えて頂ければと思います。
どうかよろしくお願いいたします。
税理士の回答

藤本寛之
残債よりも支払った金額が少ない理由ですが、ローンを繰り上げ返済されているので、ローン手数料(支払利息)の一部が返戻されてくるためだと思われます。
繰り上げ時の書類の確認しなければはっきりとした事は言えませんが、貸方の95,000円は「支払利息」とするのが正しいと考えます。
藤本寛之先生
この度はご回答ありがとうございました。
先生のおっしゃる通り、ローンの支払手数料が戻ってきた金額でした。
支払手数料で処理いたしました。
この度はご丁寧な回答をいただきありがとうございました。
本投稿は、2018年03月08日 09時16分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。