書き損じの領収書を破棄してしまった
書き間違えた領収書を先日シュレッダーで破棄してしまいました。
連番、複写の領収書ですが間違えた部分はなにも残っていません。会社にはどのように報告すれば経理の方は滞りなく対処できるでしょうか。
税理士の回答

書き損じた領収書を破棄してしまった場合、会社に正しく報告し、経理処理に影響が出ないよう適切に対応することが重要です。以下の手順を参考にしてください。
1. 書き損じの事実を報告
- 上司または経理担当者に正直に伝える
書き損じが発生し、誤ってシュレッダーで破棄してしまった事実を、正直に報告します。
- 報告内容例:
- 破棄した領収書の連番(可能な範囲で特定)
- 書き損じの原因(具体的なミスの内容)
- 破棄した日付
2. 「始末書」や「報告書」を提出
会社のルールに従って、書面での報告が必要な場合があります。以下を記載します。
- 破棄した領収書の連番
- 書き損じの理由(例:「日付を間違えた」「金額を誤記入した」など)
- 破棄した経緯(例:「書き損じをシュレッダーで破棄したが、控えを残していなかった」)
- 再発防止策(例:「今後は書き損じの領収書をシュレッダーで破棄せず、控えを必ず保存する」)
3. 経理の処理を補助
- 連番の補足説明
領収書の連番が欠けた場合、経理が帳簿や記録と照らし合わせる際に混乱が生じる可能性があります。破棄した領収書の連番を特定し、それが「書き損じで破棄されたものである」と証明するため、報告書を添付することを提案します。
- 修正対応
必要であれば、正しい情報で新しい領収書を発行する手配をします。
4. 再発防止策を共有
- 書き損じた領収書の管理ルールを確認・遵守
書き損じた領収書は、破棄せず「VOID」や「無効」と明記したうえで保存することが一般的です。今後の処理手順を再確認し、会社のルールに従うよう注意します。
非常に詳しい解説ありがとうございます。大変ありがたいです。
書き損じの原本が無くとも、詳細な説明ができれば税務署の調査には影響はありませんか?

書き損じの原本が無くとも、詳細な説明ができれば税務署の調査には影響はありませんか?
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絶対とは言えませんが、大丈夫と思われます。
本投稿は、2024年12月02日 21時58分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。