リースバックの会計処理について
リースバックの会計処理について教えて下さい。
(呼び方が間違っていたらすみません)
当社は貸切バスの運行をしているのですが、今までバスはA社からリースしていました。
しかし、最近A社との契約を破棄(恐らく車両を買い取った)し、B社に売却、その後はB社からのリースという形で車両を保有しています。
キャッシュインという形で、売却差額?からB社のリース料を差し引いた金額が口座に入金されています。
この場合の会計処理を一から教えて下さい。
複雑すぎて意味が分からなくなっております、、。
もし上記内容でご確認が必要であれば、なんでもお受けいたしますのでお助け頂けますと幸いです。
税理士の回答
セールアンドリースバックがオペレーティングリースに該当するなら、単純にリース料を計上していくのみです。
セールアンドリースバックがファイナンスリースに該当するなら、固定資産売却損益相当の金額を長期前受収益または長期前払費用に計上します。長期前受収益または長期前払費用はリース期間で按分します。
リースバックがオペレーティングリースかファイナンスリースかはどのように判断しますか?
以下の2つを満たすのがファイナンスリースです。
解約不能
リース期間中契約を解除できないもの、又は中途解約する場合、リース期間のうちの未経過期間に対応するリース料のおおむね全部(原則として100分の90以上)を支払うこととされているもの。
フルペイアウト
リース物件の経済的な利益を実質的に享受し、物件の使用に伴う費用を実質的に負担するもの。(= 賃借人が支払うリース料の金額の合計額がその資産の取得のために通常要する価額のおおむね100分の90に相当する金額を超える場合。)
それ以外がオペレーティングリースです。
詳細にありがとうございます。
仮に車両簿価が20,000,000円だとして、リースバック時のリース契約が15,000,000円でファイナンスリースだとすると、5,000,000円が口座に入ってきます。
車両15,000,000/車両20,000,000
現預金5,000,000
上記のような仕訳になるということですか?
現預金5,000,000は長期前払費用になります。償却に応じて取崩します。
本投稿は、2025年07月15日 18時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。