期末在庫の不一致
PLの期末棚卸高とBSの在庫勘定の数字が合わないことはありますか?
税理士の回答
山本快夫
お世話になります。
消耗品や貯蔵品などの在庫計上によっては、PLには登場しませんので、一致にしないこともあります。
他の方のアドバイスも参考になさってください。少しでもご参考になれば幸いです。
住谷慎一郎
単純な期末決算仕訳であれば、B/Sに振り替えた金額がそのままP/Lに乗るので、仕訳のミスか、会計ソフトのエラーではないでしょうか。
おはようございます、税理士の川島です。
>PLの期末棚卸高とBSの在庫勘定の数字が合わないことはありますか?
→会計ソフトを使っていれば数値がズレることはないかと思われます。しかし、消耗品等の貯蔵品は、
貯蔵品 / 消耗品費
と直接経費科目を減額しますので、合わない可能性はあります。
宇野浩次
国税OB税理士です。
ご質問は「現場の実際の在庫(実地棚卸)」と「帳簿上の在庫」が一致しないケースと想定してお答えします。
原則として、決算におけるBSの在庫金額と、PLの期末商品棚卸高は完全に一致しなければなりません。
しかし実務上、期末の実地棚卸で両者が合わない事態は頻繁に起こります。主な原因は、数え間違い、破損・廃棄の処理漏れ、売上(出荷)の計上ズレ、盗難や紛失などです。
このように差額が生じること自体はあり得ますが、原因を曖昧にしたまま申告することは非常に危険です。
原因不明のまま棚卸高を減らして申告すると、税務調査で調査官から「故意に利益を圧縮した(いわゆる棚卸除外)」と疑われます。仮装・隠蔽とみなされた場合、本税に加え重加算税が課されるリスクもあります。
結論として、「不一致自体は起こり得るが、放置は厳禁」です。全力で原因を解明し、調査官へきちんと説明できるように、確認プロセスや計算根拠を「記録(実地棚卸表や差額分析表)」として保存しておくことを強くお勧めします。
本投稿は、2026年07月30日 12時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







