キャッシュフロー計算書における「その他固定資産」について
何卒よろしくお願いいたします。
当方、キャッシュフロー計算書を作成したいのですが、
投資CFの計算に用いる「その他の固定資産」について教えてください。
当方が現在用いている貸借対照表のExcelフォーマットには、
・大分類(流動資産・固定資産・流動負債・固定負債・純資産)
・中分類(現預金計・売上債権計・有形固定資産計・無形固定資産計・投資その他の資産)
などのようにセルが作られています。
小分類として、自分で科目を入力(たとえば受取手形や売掛金なら中分類売上債権の隣のセルに小分類として入力して、それがSUM関数で売上債権計として自動で計算されるような仕組みの貸借対照表を使っています)していくシートになっています。
ここで本題に入りますが、キャッシュフロー計算書の投資CFを求める際に使う「その他の固定資産」とは、上記のシートでいうところの中分類「投資その他の資産」のその他をさしていると考えていいのでしょうか?
当該Excelシートにその他の固定資産の小分類を作るとしたら、上記のとおり「投資その他の資産」の欄に「その他の固定資産」を作ればいいのか、それとも「有形固定資産」でもなく「無形固定資産」でもなく「投資その他の資産」でもない「第4の中分類」として「その他の固定資産」を作ればいいのかわかりません。あるいはその他の固定資産とは「固定資産合計 - (土地の購入売却額+建設仮勘定の増加減少額+減価償却資産の増加減少額+投資有価証券の購入売却額+長期貸付金の貸付回収額+繰延資産の増加減少額 = その他の固定資産)としているのか会計に無知な私はわかりません。
このようなシートに営業CF算出に用いる「その他の固定資産」の欄を作るとしたらどこに作るのが適切でしょうか?
何卒ご教示のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答

基準を見る限り、キャッシュフロー計算書上は、「その他の固定資産」という概念は見当たりませんので、気にする必要はないものと思われます。
そこを気にせず、たとえば、貸付金が増加していれば、貸付けによる支出に記載するなど、各科目ごとに判断して、キャッシュフロー計算書を作成すればよいのではないかと思われます。
連結キャッシュ・フロー計算書等の作成基準
https://www.fsa.go.jp/p_mof/singikai/kaikei/tosin/1a909b2.htm
本投稿は、2022年04月05日 10時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。