前期以前の貸借対照表の誤りについて
はじめまして
前期以前の貸借対照表の間違い(現金や預金)に気づき、今期首の開始残高を正しい数値(現金預金残高)に入力すると貸借合計金額が一致しないと会計ソフトが表示、貸借対照表も一致しません。
起業してほとんど活動していませんので利益は出したことがありません。
今期貸借対照表を一致させるためにはどうしたらよろしいでしょうか?
経理は素人です
税理士の回答
東京都中央区の税理士法人石川小林 小林拓未と申します。
前期以前の貸借対照表の誤りを、今期で修正するには、期首残高を修正するのではなく、仕訳で処理することになります。
現金の過不足は、現金/雑収入、雑損失/現金、のどちらかの仕訳で修正します。
預金については、原因と、数字がずれた時期を突き止め、ご質問者様が、
・個人事業者なら、ずれた時期の損益計算書を修正します。税金に影響がある場合、税金が増えるなら修正申告、減るなら更正の請求という手続きをとります。
・法人なら、決算は修正せず、ずれた時期の申告書を修正します。税金に影響がある場合、税金が増えるなら修正申告、減るなら更正の請求という手続きをとります。
以上よろしくお願い致します。
小林さま
さっそくのお返事ありがとうございます。
今期で修正するには、期首残高を修正するのではなく仕訳で処理するのですね。
預金については申告書の修正ですね。(当方は法人になります)
ご丁寧な回答ありがとうございました、さっそくやります。
本投稿は、2017年07月19日 12時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。