退職後に受け取った給与(コミッション)に対する障害者控除の確定申告について
大変お世話になります。
2020年12月31日にて早期退職しました。前職で営業をしていましたので、2020年分のインセンティブとして、2021年に入ってから給与が銀行口座へ振り込まれました。明細の抜粋は以下のとおりです。
2021年2月分 給与明細書支給欄 コミッション(前年)総支給額:\2,890,041 控除欄 雇用保険料:\8,670 所得税:\1,193,070 控除額総計:\1,201,740 差引支給額:\1,688,301 扶養者数:1
私は身体障害者3級の手帳を持っていますが、前の会社では申請していなかった為、障害者控除が適用されていませんでした。(辞職してから障害者控除があることを知りました。)
今から所得税:\1,193,070に対する還付請求はできるのでしょうか?
宜しくお願いいたします。
税理士の回答

西野和志
国税OB税理士です。
障害者控除を含めて、税金の還付申告は、5年間できます。
早速のご回答ありがとうございます。
お手数お掛け致しますが追加で確認させて下さい。
2021年に入ってから給与が計2回、私の銀行口座へ振り込まれました。
明細の抜粋は以下のとおりです。
①2021年2月分 給与明細書
支給欄 コミッション(前年)総支給額:2,890,041円 控除欄 雇用保険料:8,670円 所得税:1,193,070円 控除額総計:1,201,740円 差引支給額:1,688,301円 扶養者数:1
②2021年3月分 賞与・定期俸・他明細書
支給欄 その他支給-賞与課税(賞与 総支給額:963,347円 控除欄 臨賞雇用保険料:2,890円 臨賞所得税:441,281円 控除額総計:444,171円
差引支給額:519,176円 扶養者数:1
そして、2022年に入って、「令和3年分(2021年) 給与所得の源泉徴収票」が前の会社から送られてきました。概要は以下のとおりです。
③種別:給与/賞与 支払金額:963,347円 給与所得控除後の金額:0円 所得控除の額の合計額:0円 源泉徴収税額:441,281円 社会保険料等の金額:2,890円 乙欄〇
下記2点に関してご教示いただけますか?
問1.③の源泉徴収票には、①(総支給額:2,890,041円)は含まれておらず、②(総支給額:963,347円)しか含まれていないのはなぜでしょうか?
問2.還付申告には源泉徴収票が必要だと思うのですが、③の源泉徴収票にて①の所得税の障害者控除の還付申告ができるのでしょうか?
尚、2021年は無職で収入はありません。
2022年は嘱託で450万ほど収入がありました。
よろしくお願いいたします。

西野和志
1)①の分は、コミッションと書いてありますので、給与ではないのだと思います。事業所得
①の分の支払調書の写しを発行してもらってください。その方がいいですね。
ご回答ありがとうございます。
それでは、進め方としては、
前の会社へ、①の「支払調書の写し」を発行してもらってから、事業所得としてe-TAXで還付申告する。
と言う理解で良いでしょうか?
因みにですが、今回①の所得税還付を申告した場合、おおよそどの位の金額が還付されるものでしょうか?
手間を考えると還付金がわずかであれば諦めようかとも考えています。
宜しくお願いします。

西野和志
源泉されている金額が正しければ、結構な金額が戻りますが、1,193,000も税金が引かれているのが、ちょっと多しぎるのですが。?
回答ありがとうございます。
何度見ても所得税:1,193,070円 控除額総計:1,201,740円 差引支給額:1,688,301円 となっており、どうしてそんなにひかれるのかが理解できませんでした。
まずは前の会社の連絡先を調べて「支払調書の写し」の発行を依頼してみます。
不明な点がありましたら改めて相談させて下さい。
本投稿は、2023年02月19日 11時38分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。