家族介護での賃金の申告について
昨年5月まで仕事をしていましたが両親の介護の為に退職しました。
現在は平日は県外の両親のサポート、週末は都内に戻る生活です。
退職後は両親の口座から折半で振り込まれた額で生活しています。
都内の税金が高額な事もあり、
昨年退職以降は家族内での賃金発生の為、東京都の納税科には家族介護での賃金発生は伝えていません。
今後、両親の口座から振り込まれた金額を税務署等が監査に入る事がある場合、困らない様に納税をする様に兄弟から言われましたが、納税をすると生活が困窮する為、困っています。
上記の場合、納税や申告は発生するのでしょうか?
私の住民票は都内にあり、
平日は実家でサポート。
両親は認知症と歩行困難な為、近隣の小規模多機能型居宅介護と自宅を往復しています。
アドバイスが頂けましたら、大変有難く思います。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

米田征史
家族内での賃金発生の為
→すいません、もうすこし少し詳しく教えていただけますか?

小川真文
ご相談のように子が親の介護をして親からお金をもらうケースがあります。このようケースでは生活費の範囲内であれば贈与税はかからないとされています。相続税法では親子や兄弟姉妹などの扶養義務者から生活費をもらうことは、課税の対象外としているからです。ただし、生活の範囲を超えるような多額のお金をもらう場合は贈与税の対象です。介護をすることで親からお金をもらうという話が出ているのなら、課税対策のためにも、金額の大小にかかわらず最寄りの税務署で相談することをお勧めします。
なお親の介護でお金をもらう場合の注意点として、親からもらったお金が原因で相続の際に揉める可能性が挙げられます。相続に関して親族間のトラブルは非常に多く「お金をもらったのではないか」「使い込んだのではないか」と誤解を生む恐れがあります。そのようなトラブルを未然に防ぐためにも、介護に関わるお金の支出や感謝の気持ちとしてもらったお金については情報をオープンにしておくことが大切です。例えば親の生活にや介護に必要な領収書を記録に残しておいたり、定期的にお金をもらうようになったのならば経緯を家族などに共有しておくなどが有効でしょう。
また家族介護慰労金のように、介護保険サービスを利用せず自宅で要介護者を介護している家族に対して、自治体から一定の金額が支給される制度があります。ほかにも介護を行う人向けに住宅改修費や休業給付金等の自治体が行っている補助制度もあります。金銭的な負担の軽減につながる可能性がありますので、ぜひ参考にしてください。
両親と長年同居している次兄が簡易な雇用契約書をつくり、
15万ずつ指定日に両親それぞれの口座から私の口座に振り込まれています。
昨年の住民税、社会保険料の支払いが多額だった上に、国民年金、国民保険に移行、都内の賃貸マンションの家賃もある為、
家族内での介護による賃貸の申告は行わないでいました。
兄弟は兄2人、長女の私の3人です。
長兄は同市内で家族と居住。介護には一切、関わりを拒否。
次兄は通院で関わり、メインの介護は私です。
本投稿は、2023年06月08日 10時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。