英国から日本に本帰国後、英国へ訪問したときの税制
現在英国で仕事をしていますが、今年いっぱいで英国の仕事を退職し、来年1月から日本で仕事に就く予定です。ただし、家族は来年8月まで英国に残るので、単身日本に1月、2月と滞在し、3月から8月まで再び英国に滞在する予定なのですが、そのさいの税金をどのように申告すればよいかで質問があります。
自身は、英国の仕事は2024年から続けています。グローバルタレントビザで滞在しており、来年9月まで合法的に滞在できることを確認しております。帰国後は日本の住民票を取り、半永久的に日本の仕事に就く予定で、日本を生活の拠点にします。その後、家族と会うために、再び3月から8月はイギリスに滞在しますが、日本からの給料で生活し、イギリスでは仕事に就きません。このさい、以下の二点について質問があります。
まず一点目として、2025/2026の英国での税金は、スプリット・イヤーとして申請できるでしょうか?すなわち、2025年12月までの全所得は英国で課税され、2026年1月から3月分の日本の所得は日本で税金を納めるように申告できないでしょうか?
二点目は、2026/2027の英国の税金についてです。2026年4月から8月までイギリスにいると、英国の居住者判定ではイギリス居住者になるようです。しかし、少し調べたところでは、日本でも居住者と判定されることで、二重課税になります。二重課税を回避するために、英国でself-assessmentを申請する必要がありそうですが、どういった書類を準備することで、確実に二重課税を回避できるでしょうか?あるいは、申告しても二重に課税されるリスクはあるでしょうか?
英国のほうが税金が高く、また外国人はその恩恵をほとんど受けられないので、できるだけ節税できる方法を取りたいと考えています。もし、滞在期間を少し変更することで節税できるのであれば、そういったことも教えていただければ幸いです。
税理士の回答

西野和志
国税OB税理士です。
183日ルールがありますので、居住日が183日以上になった国で、1年分を申告するというのが基本です。
本投稿は、2025年10月08日 07時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。