所得税の控除額とは何ですか?
所得税がありますが所得税の控除額とは何ですか?
税理士の回答

納税者が確定申告をするとき、税額をどのように計算するかを簡単に述べます.
所得金額を算定する例を2例上げます。
個人事業者は、年間の利益を計算する場合、売上金額から必要経費を差引いて所得金額(利益)を出します。
給与所得者は、給与収入金額から決められた給与所翌控除を差引いて給与所得金額を出します。
これらの金額に税率をかけて出た金額が納める税金ではありません。その前にこれらの所得金額から差引かれる金額が所得控除の金額といいます。
この所得控除には、社会保険料(健康保険や年金などの金額)、生命保険料控除(生命保険料や個人年金保険料などの金額)、地震保険料控除、寡婦・寡夫控除、勤労学生控除、障害者控除、配偶者控除、扶養控除、基礎控除、雑損控除、医療費控除、寄付金控除などがあり、定額での控除や決められた計算等により算出した額での控除をすることができます。
この控除を差引いて所得税額を求めます。
この税額から差引くことができる税額控除があります。これは配当控除や住宅借入金等特別控除などです。
計算は更に、給与所得などで源泉所得税を差引かれている場合には、その金額を差引きます。これにより納める税金若しくは還付される金額が決まります。
簡単に回答しましたが、参考にしてください。
本投稿は、2015年09月17日 19時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。