譲渡所得の定義とは?
譲渡所得の定義とはどのようなものなのでしょうか?
税理士の回答

何が譲渡所得に該当するか、難しいところですが、定義やどのようなモノが譲渡所得の対象かは、以下のサイトが詳しいです。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3105.htm
たとえば、公共事業に伴う用地買収で小屋や墳墓等を壊して立ち退いた際の補償金なども譲渡所得になるのでしょうか?

その補償金の性質により異なります。どの補償金に該当するかは、基本的には、地方公共団体や、国の機関に確認したうえで判断することになります。土地や建物そのものの対価としてなら譲渡所得、賃料や、小売店などの営業補填なら、不動産・譲渡所得、精神的苦痛への補償なら非課税、など、多岐にわたります。
>土地や建物そのものの対価としてなら譲渡所得
土地なら、国が利用するために譲り渡す、というイメージが湧きますが、底地が自分の土地ではない状態で、補償金を元に建物だけを壊して立ち退く場合も譲渡所得になるのでしょうか?

個別事例での判断になりますが、建物を取り壊し、新築するための費用で、そのために支出したものについては、対価補償金とできる可能性はありますので、譲渡所得になりえます。
本投稿は、2016年04月21日 20時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。