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23歳学生 来年社会人 バイトでの税金の質問

23歳大学4年生で来年就職です。
就活が終わり、7月から10月にかけて毎月だいたい20万円ほど稼いでいました。
勤務時間の都合上、厚生年金、健康保険、雇用保険にいることになりました。
現時点でまだ130万を超えていません。

もう充分にお金が溜まったので仕事を辞めようと思うのですが
①その時に厚生年金、健康保険、雇用保険の料金ははらい続けなければならないのでしょうか?
②保険証を自分で作ったということで親は被保険者解除申請が必要だったのでしょうか?そして残り5ヶ月間、被保険者に戻ることは可能ですか?
③現在、健康保険を親の被保険者証と保険証2つあるのですが、親のはもう使えない状態なのでしょうか?
④万が一これから働き続けることになって130万円を超えた時に、どのような手続きが必要になりますか?親の税金は何がいつどれくらい引かれるのでしょうか?23歳ということで控除対象外のためもともと関係ない話なのでしょうか?

分からないことだらけで申し訳ございません。回答よろしくおねがい致します。

税理士の回答

1.相談者様の年収が103万円を超えますと、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が増えます。
2.親の税負担増
(1)所得税 特定扶養控除額63万円x20%=126,000円
親の年収が分からないため所得税の税率を20%とします。
(2)住民税 特定扶養控除額45万円x10%(定率)=45,000円
3.相談者様が仕事を辞めれば、健康保険、厚生年金、雇用保険の支払いはなくなります。
4.相談者様が自分で社会保険に加入した時点で、親は被保険者解除の申請をすべきです。そして、相談者様が仕事を辞めれば、再度被保険者に戻ることになります。
5.相談者様は、社会保険に加入していれば、親の被保険証は使用できないと思います。
6.相談者様が今後も働き続け年収が130万円をこえても、年収が103万円をこえていれば、上記2の親の税負担は変わりません。親は勤務先で扶養控除等申告書を再提出して扶養を外す申請が必要になります。
7.なお、相談者様の年収が130万円をこえますと、勤労学生控除が受けられなくなります。

丁寧な説明ありがとうございます。
仕事を辞めた後で健康保険、厚生年金、雇用保険の支払いはなくなるというのは、自分で払わなければ行けないということですか?
再度被保険者に戻るというのは勝手に戻るのですか?
何度も申し訳ございません。

1.勤務先を退職すれば、会社の方が雇用保険、健康保険、厚生年金について資格喪失届をハローワークや社会保険事務所に提出します。自分で払うこともないです。
2.再度被保険者に戻る手続は、親が勤務先において社会保険の扶養に入れる手続をすることになります。。

ありがとうございます。
親にそこまで負担はかけられないので、国民保険は自分で入ろうと思うのですが、そうなると国民年金とセットで支払いが必要になるのですか?
今回やめたことによって将来もらえる年金としての金額は、年金は払った期間によって決まるため五ヶ月分ということになるのでしょうか?それとも払った期間が短すぎて加算されないのでしょうか?
すみません、よろしくおねがい致します。

1.年金については、学生納付特例制度があると思います。年収の制限があると思いますので、年金事務所に確認されることをお勧めします。
2.翌年、会社に入社されれば、会社で社会保険に加入になると思います。そうすれば、厚生年金は長く継続していくことになります。心配されなくても良いと思います。

何から何までありがとうございました。
年金事務所に確認しに行ってみます。
不安が全部解消ました。
質問してよかったです!

本投稿は、2019年10月24日 16時11分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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