社会人から学生になったときの所得税、国民保険について
8年間務めた会社を一念発起して退職することに決め、兼ねてよりやりたかった業種に転身するため、専門学校に入って一から勉強しようと考えてます。
その際、前年の所得に応じて決定される、住民税と社会保険料(もしくは国民保険料)が高額のため、学生になってバイト代で賄っていくとなると随分と厳しいことが予想されます。
駄目元でお伺いしたいのですが、節税になったり、免除になったりする制度はありませんでしょうか?
質問する先が分からず、netで調べて相談させて頂きました。
何卒、知恵をお貸し下さい。
その他、得するような制度があればご教示頂けると幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
税理士の回答

私の分かる範囲で記載させて頂きます
参考になれば幸いです
尚、ご質問の内容が税金の事でなく、社会保険に関することが重点になり、専門外となりますので、その部分につきましては、再確認頂ければと思います。
1.所得税
所得税については、その年の収入に対して課税されますので、学生となってアルバイトされるようでしたら、給与所得として103万円を年間で超えれば税額が発生してきます。
2.住民税
住民税については、前年の所得に基づいて課税されますので、会社員時代の収入額に対しての課税となります。
また、これについては失業等による免除制度は無いと思われます。
3.国民年金
国民年金については、厚生年金の資格喪失した月から加入しなければなりません。
但し、国民年金につきましては、退職者については一定の免除制度が有ります。また、学生の場合の猶予制度も有ります。いずれも要件が有りますので、下記の日本年金機構で確認ください。
日本年金機構http://www.nenkin.go.jp/n/www/index.html
4.国民健康保険
会社を退職した場合は、健康保険の任意継続制度か国民健康保険に加入することとなりますが、任意継続には免除制度は有りません。国民健康保険については、解雇等の場合には減免制度を設けている市町村も多いので、お住まいの市町村のホームページでご確認ください(自己都合退職の場合は適用にならないなとも思いますが)。
また、他の方法として、退職により収入が130万円以下となるのであれば、どなたかの被扶養者として健康保険に加入できれば、保険料の負担は無くなりますので、ご検討ください。
任意継続に係る内容は、会社の健康保険組合(協会健保の方は下記のHP)にて保険料等をご確認ください。
協会健保https://www.kyoukaikenpo.or.jp/
では、目標に向かって頑張ってください。
岡谷税理士 様
ご回答を頂き、ありがとうございます。
やはり1年目は厳しくなりそうですね。
こうなったらもうやるしかないので、頑張って貯金とバイトで
授業料、生活費、税金の納付を並立していきます!
ご回答頂き、ありがとうございました。
伊藤
本投稿は、2015年02月05日 23時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。