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親子会社間のギ業務委託料の決め方について

親子会社において、人手が足りない際に、親会社の従業員に子会社の仕事の手伝いをしてもらいたいと思っております。
このとき、子会社から親会社へ、業務委託料を支払わないといけないといけないと思いますが、この金額はどのような考え方で決めればよいでしょうか。
親会社における当従業員の1時間当たり人件費に、子会社における業務時間を乗じることで問題ないでしょうか。それとも、利益を乗せて請求しなければならないでしょうか。

税理士の回答

業務委託料の決め方に明確な基準はありません。

ご質問のようなグループ間における取引の対価を考える上で重要な
ことは恣意性の介入を防ぐことです。

一例としてご記載されているように、子会社の仕事に使った時間を
明確に把握できるのであればその時間に人件費を乗じた金額を
請求する方法も合理的だと考えます。
さらに加えると、その算定方法を契約書や規定等で明確にしておき、
それをむやみに変更しないように運営することがポイントです。

また必ずしも利益を上乗せしなければならないというわけではない
ですが一般的に、同様の仕事を第三者の会社に依頼した場合には
当然利益が上乗せされていると思いますので、そういった他社の
金額を把握できるのであれば(たとえば、経理業務のアウトソーシン
グの相場など、インターネット上で公開されているものもあると思い
ますので)、その金額と比較してみて、利益を上乗せするかどうか
を検討してはいかがでしょうか。

本投稿は、2024年06月08日 23時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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