在庫商売の経費や在庫管理について。
法人2期目を終えそうですが、
私のやっている、小売り物販で法人税支払いが大変です。
私は、オークション等で中古品を売ってます。
物販の利益率は20から25パーセント程度で、中古品ということで同じ商品がないので、ある程度いろんな種類の在庫を並べることが重要であるがゆえに、法人税の支払いがとても苦しいです。
今は今期の半期が終わり、黒字150万程度です。
仕入れた在庫は200万程度残っておりそれを出品中です。
しかし、在庫を減らすということは資金の流れを止めるという事ですので、あまり赤字でもいいからと言って減らすことができません。
また、役員報酬も月に20万で、半期で支払いできなかった時もあるので、計算すると半期80万の報酬のみです。
それも経費が引かれていないので黒字に少し加算されているような感じかと思います。
このまま行くと、黒字250万プラスに在庫150万~200万程度になりそうで、合計400万ですので100万~115万程度の法人税、地方税等を払うことになりそうです。
正直かなり厳しいです。
在庫をできるだけ売るようにキャッシュを一時的に増やしても、決算後の仕入れ、売り上げにかなり影響が出そうです。
まるで法人税を払うために毎月頑張っているようです。
在庫を持たない商売であれば、経費として何かしら使い、利益につながるようなことができるかもしれないですし、赤字にもできるのかもしれませんが、品物を売る商売だと経費で無駄なものを買うなら新しい商品を買わないと資金が回りません。
私やリンク先の方のようになってしまうのは何が原因でしょうか?
在庫商売というのは基本的に利益率が低くても循環をよくするためどんどん販売していくことが基本的な経営方法なのでしょうか?
また、同じ商売をしている友人に法人税のことを聞いたのですが、在庫は全額経費としているから決算月でも在庫を減らすことはしないという方もいました。
実際に税理士さんがついておりそのように言われているようです。
私が間違っているのか、彼が間違っているのか、
また、在庫商売の場合は、私のように皆さん決算前後はとてもきつく大変なのでしょうか?
税理士さんで詳しい方、顧客を持っている方がいれば教えていただきたいです。
宜しくお願いします。
税理士の回答

①在庫商売というのは基本的に利益率が低くても循環をよくするためどんどん販売していくことが基本的な経営方法なのでしょうか?
⇒これが正解というものはございませんが、在庫を持つと資金が売却されるまで回収されませんので、資金繰りがきつくなるというのは間違いございません。在庫を多く持つ業種ですと、一般的に借入で資金を確保しておくことが多いです。
②在庫は全額経費としているから決算月でも在庫を減らすことはしないという方もいました。
⇒これは誤っております。期末に在庫があれば棚卸資産として計上しないといけません。税務調査が入った場合必ず指摘が入ります。もしこれが認められているのであれば何か特殊な事情があるのでは?と思われます。
③在庫商売の場合は、私のように皆さん決算前後はとてもきつく大変なのでしょうか?
⇒法人税の支払いのタイミングできつくなります。資金繰りが厳しいのであれば、借入の検討や、資金繰り表を作成していただけるお近くの税理士さんに相談してみてはいかがでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。
本投稿は、2018年02月27日 18時04分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。