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香典返しの管理と法人税申告における調整について

香典返しの管理と法人税申告における調整について。

当社では、香典を支出した際に受け取る商品券(ビール券等)の在高を管理し、毎期税務申告時に自己否認して申告調整を行ってまいりました。

しかしながら、在高の管理事務も煩雑であり、社会通念上相当である香典に対する返礼品であることからも、単に香典として支出した分に対する交際費課税のみで良く、香典返しの在高の申告調整までは不要ではないかと考えるようになりました。

文言が適切ではないですが、
(例)
香典の年間支出 10,000
前期末香典返し在高 4,000
当期末香典返し在高 4,500
   
①別表5 減 4,000 増 4,500
②別表4 交際費加算 10,000
③別表4 香典返し当期否認4,500
香典返し当期認容4,000
差引 香典返し在高分申告調整による加算500

となっているうち、①と③に関する調整は不要なのではと考えており、一般的な取扱についてご教示いただけましたら幸いです。

もし不要だとした場合、次年度の申告分より申告調整をやめたいと考えておりますが、いきなり上記①③の調整について

①'別表5 減 4,500 増 0
③'別表4 香典返し当期否認0
香典返し当期認容4,500
差引 香典返し在高分申告調整による減算4,500

とする処理をしても良いものでしょうか?

他の処理方法を取るべき、または現行の取扱を継続すべきといったご見解等も併せてご教示いただけましたら幸いです。

よろしくお願いいたします。
        

      


税理士の回答

おはようございます。
法人税の調整後の利益が同じなら、調整をしないでよい。
のですが、
どうも、数字を追っていったのですが、そこがはっきりしません。
申し訳ありません。・・・うまく数字が追えません。
違ってくるなら、やはり毎期行ったほうが、よろしいのではと思います。
よろしくお願いします。

竹中先生、ご回答ありがとうございます。

数字の面、うまく伝えられず申し訳ありません。
香典返しの在高の調整により利益は変わってまいります。
イメージとすれば、1万円の香典を支出して、3千円の商品券を返礼として受け取り、年度末まで未使用のまま申告を迎えた場合、1万円が別表4で交際費として加算調整されるとともに、返礼の商品券の3千円も別表5の増のところに計上して別表4で加算調整しています。使用すれば翌年度の申告で別表5で減のところに計上し、別表4で減算している、といった感じで伝わりますでしょうか。うまく説明できず申し訳ありません。

この場合、単純に交際費1万円の支出のみで、社会通念上相当の返礼である商品券3千円については、雑収入であるかのように申告調整の中で考慮する必要がそもそもあるのかというのが疑問なのです。

度々のご質問になり恐縮なのですがご教示いただけましたら幸いです。よろしくお願いします。

返礼品3000円の商品券が会社の経理上、雑入に計上されていなければ、
別表でする必要があります。
経理で、計上すれば、別表処理はしないで済みます。
よろしくお願いします。
個人ではなく、会社の経理なので、必要があると思います。

竹中先生、早速のご回答ありがとうございます。
計上の必要があるということで理解いたしました。
大変参考になりました。
この度は誠にありがとうございました。

本投稿は、2020年09月09日 23時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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