ビットコインを使用したブックメーカーの税金
ビットコインを使用したブックメーカーの税金について質問があります。
①儲けた益金は雑所得と一時所得どちらになるのでしょうか。
②いくらから確定申告した方がいいでしょうか。
③副業禁止の会社ですがそもそもやってもいいのでしょうか。
④ビットコインの為替差益にも課税されるのでしょうか。
⑤何度も勝ち負けを繰り返した場合、取得単価の異なるビットコインが混在すると思うのですがその場合はどうなるのでしょうか。
⑥こういったものは自身の銀行口座に入った時点で初めて課税対象になるのでしょうか。
質問が多く申し訳ありません。
わかる項目だけ教えて頂けばと思います。
税理士の回答

吉川友貴
①ブックメーカーによる所得は一時所得になります。
②ブックメーカーの儲けが50万円を超えた場合は、一時所得に対して課税されます。この所得を含む他の所得の合計額が20万円を超えたら確定申告してください。一時所得は次のように計算します。
一時所得=(総収入金額ーその収入を得るために要した金額ー特別控除額*)X1/2
*50万円を限度とする。
③そちらの件につきましては、会社に相談するべきかと存じます。
なお、一時所得が20万円を超えて確定申告する際は、確定申告書2枚目の住民税の納付方法を自分で納付(普通徴収)を選択すれば、勤務先にバレることはほとんどございません。
④ビットコインの為替差益は雑所得に該当しますので、課税の対象となります。
⑤ビットコイン取得原価の計算方法は、次の通りです。
ビットコインを購入する都度、未売却のビットコインの取得価額総額をウォレットの保有ビットコイン数で割る方法(移動平均法)または、1年間で購入したビットコインの購入総額を購入したビットコインの総数で割って取得価額を計算する方法(総平均法)のいずれかです。
このいずれかの方法により取得原価を計算し、売却価額との差額により利益を計算します。
⑥原則は契約の時点です。契約がないのであれば、口座への入出金時点です。
全ての疑問が解決できました。ご丁寧にありがとうございました。

吉川友貴
疑問が解決できてよかったです。
本投稿は、2019年10月04日 17時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。