ドル預金、ドル建MMF、米国株の売買に関する為替差益について
ネット銀行で円をリアルタイムでドル転し、そのドルで米国株やMMFを購入する場合、ドル転時と株購入時のドルの円換算レート差で為替差益を意識する必要はあるのでしょうか?
また、ドル建てMMFを売却してドルを受け取り、ネット銀行経由で円転した場合も同様でしょうか?
税理士の回答
個人の為替差損益のご質問の前提で回答します。
外貨預金→米国株やMMF、MMF→外貨→円貨、→の都度為替差損益の認識が必要です。
以下、ご参照ください。
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shotoku/02/43.htm
ご回答ありがとうございます。
ドル取得時とそのドルで株やMFFを購入時の円換算レート差で為替差益が発生することは理解できました。
「同日中の両替なら為替差益が発生しない」と聞いたのですが、例えば0時に米国株やMMFを売却してドルで受け取り、そのドルで3時に米国株やMMF購入ないし円転してもレート差があるのなら為替差益は発生するのでしょうか?
円換算レートの原則はTTMなので、同日中に行えば為替差損益は生じないことになります。
基本的にTTMはその日1日は変わりませんが、同日中に為替相場の急激な変動がある場合はTTMが変更されます。
米国株又はMMF→外貨を同日中に行えば、この取引内ではTTMによる為替差損益は生じないだけのことで、当初の円貨→外貨と最後の外貨→円貨の取引日が異なれば当然為替差損益は生じます。
また、円貨→外貨→米国株又はMMF→外貨→円貨を同日中に行えば、TTMによる為替差損益は生じませんが、TTSとTTBの差額で確実に実現損が出ますから、そのような取引をする人はいないでしょう。
円換算レートはTTMを参考で理解できました。ありがとうございます。
本投稿は、2022年09月22日 10時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。