税理士ドットコム - [税金・お金]ドル預金、ドル建MMF、米国株の売買に関する為替差益について - 個人の為替差損益のご質問の前提で回答します。外...
  1. 税理士ドットコム
  2. 税金・お金
  3. ドル預金、ドル建MMF、米国株の売買に関する為替差益について

ドル預金、ドル建MMF、米国株の売買に関する為替差益について

ネット銀行で円をリアルタイムでドル転し、そのドルで米国株やMMFを購入する場合、ドル転時と株購入時のドルの円換算レート差で為替差益を意識する必要はあるのでしょうか?
また、ドル建てMMFを売却してドルを受け取り、ネット銀行経由で円転した場合も同様でしょうか?

税理士の回答

個人の為替差損益のご質問の前提で回答します。
外貨預金→米国株やMMF、MMF→外貨→円貨、→の都度為替差損益の認識が必要です。
以下、ご参照ください。
https://www.nta.go.jp/law/shitsugi/shotoku/02/43.htm

ご回答ありがとうございます。
ドル取得時とそのドルで株やMFFを購入時の円換算レート差で為替差益が発生することは理解できました。

「同日中の両替なら為替差益が発生しない」と聞いたのですが、例えば0時に米国株やMMFを売却してドルで受け取り、そのドルで3時に米国株やMMF購入ないし円転してもレート差があるのなら為替差益は発生するのでしょうか?

円換算レートの原則はTTMなので、同日中に行えば為替差損益は生じないことになります。
基本的にTTMはその日1日は変わりませんが、同日中に為替相場の急激な変動がある場合はTTMが変更されます。
米国株又はMMF→外貨を同日中に行えば、この取引内ではTTMによる為替差損益は生じないだけのことで、当初の円貨→外貨と最後の外貨→円貨の取引日が異なれば当然為替差損益は生じます。
また、円貨→外貨→米国株又はMMF→外貨→円貨を同日中に行えば、TTMによる為替差損益は生じませんが、TTSとTTBの差額で確実に実現損が出ますから、そのような取引をする人はいないでしょう。

円換算レートはTTMを参考で理解できました。ありがとうございます。

本投稿は、2022年09月22日 10時30分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

税金・お金に関する相談一覧

分野
税金・お金

人気のエリアの税理士事務所

税金・お金に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
158,017
直近30日 相談数
671
直近30日 税理士回答数
1,270