ひとり親に適用される税控除について。
2022年3月に離婚しひとり親となりました。
正社員で年収は400万を少し超える程度、子は16歳未満です。
給与明細を見る限り、給与から引かれる健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、住民税は変化がないまま1年経過したのですがこれが通常でしょうか。
年末調整の際に配られた源泉徴収票でひとり親控除が適用されていないことに気づき、後から会社に修正を依頼したのですが他にも適用されていないものがあるのではないかと疑心暗鬼になっております。
会社員がひとり親になった場合に、給与面で変化が現れる項目をご教授いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
税理士の回答
ひとり親控除は、税務の控除なので、影響が生じる可能性があるのは、源泉所得税、住民税です。
その適用によってすぐに影響があるのは、源泉所得税です。
ただし、源泉所得税は、所得税の仮払いのようなものです。
年末調整による還付金は、1年間の源泉所得税の合計額から、年末調整による年間税額を控除した差額として還付されます。
そのため、源泉所得税が減少すれば、還付される金額も減少する可能性が高いですが、それは、年末調整が正しくされていれば、正しい結果となりますので、ご注意ください。
住民税は、前年分を翌年で12分割納税しているので、2022年分から控除適用となると、今年の6月からの変更時期から反映されます。
金平先生
ご丁寧に回答いただき、ありがとうございます。
源泉所得税と住民税について大変わかりやすくご説明いただき、税や社保に疎くモヤモヤっとしていましたがすっきりと解決できました。
どうもありがとうございました。
本投稿は、2023年05月04日 00時07分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。