業務委託の収入で扶養内で働きたい場合
3〜4年ほど前から業務委託の仕事を始めました。
最初の頃はそんなに収入も多くなかったので、確定申告もほとんど知識がない中でも、雑所得のみで白色申告するのみでした。
ですが徐々に収入も増えており、ここ2〜3ヶ月の月収からすると、いよいよサラリーマンの夫の扶養から外れるのではと思っています。
よく言われる103万の壁はおそらくパートで雇用されている場合の話かなと思っていて、業務委託で働いている場合、扶養内で働くにはいくらまで収入があってもいいのかが気になっています。
もしくは収入を増やして扶養から外れたとして損がない収入はいくらなのか…
idecoは節税になって運用に回した金額は収入額から引いて考えられるということも耳にしました。その場合の月々の収入目安も知りたいです。
今後のことを考えてどう働いていくかを悩んでいます。
夫は大手メーカー勤務なので、福利厚生も充実しているので扶養外れるのもな…と悩んでしまう理由です。
この辺りの知識が本当になく恥ずかしい限りなのですが、業務委託で仕事を続ける限り解決しておきたいと思っております。
何卒よろしくお願いいたします。
税理士の回答

出澤信男
業務委託での所得は雑所得になり所得金額(収入金額-経費)が48万円以下であれば、扶養内になります。48万円を超えると、扶養から外れ確定申告が必要になります。なお、課税所得金額の計算は以下のようになります。
収入金額-経費=雑所得金額
雑所得金額-所得控除額(基礎控除、idecoなど)=課税所得金額
雑所得金額が48万円を超えて扶養から外れても、所得控除額を引いた課税所得金額がでなければ確定申告は不要になります。
本投稿は、2023年09月02日 07時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。