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小規模企業共済と倒産防止共済について

小規模企業共済は、掛け金の減額をすると色々デメリットがあるようですが、具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか。
掛け金を戻せばいいようですが、減額していた期間は何かしらデメリットが生じるのでしょうか。

また、倒産防止共済は、小規模企業共済のように減額等をした場合に何かデメリットがあるのでしょうか。

回答のほどよろしくお願いいたします。

税理士の回答

小規模企業共済の掛け金減額のデメリット
小規模企業共済の掛け金は、共済契約に基づき老後や退職時に受け取る共済金の金額に影響します。掛け金を減額すると、その減額した期間中の掛け金が少なくなるため、最終的に受け取れる共済金額も減少します。
小規模企業共済の掛け金は全額所得控除の対象となります。したがって、掛け金を減額すると、その分、所得控除額も減少し、結果的に税負担が増える可能性があります。
減額した期間中は共済金の積立が少なくなるため、その期間が短いときでも受取総額に影響が出る可能性があります。また、途中で減額して後で元の額に戻しても、減額していた期間の積立額は元に戻りません。
 

倒産防止共済の掛け金減額のデメリット
倒産防止共済は、取引先の倒産時に資金を借りるための制度であり、掛け金を減額すると、その掛け金に基づいて受け取れる貸付金の額が減少します。
掛け金の額に応じて最大貸付限度額が設定されています。掛け金を減額すると、貸付限度額も下がるため、必要な資金を調達できなくなるリスクがあります。
倒産防止共済も掛け金の全額が損金算入できるため、掛け金を減額すると、損金算入額が減り、税負担が増える可能性があります。

石割由紀人先生回答ありがとうございます。

とても分かりやすく教えていただきありがとうございます。

倒産防止共済は、小規模企業共済のような減額していた期間の積立額がもとに戻らなかったり、最終的に受け取れる金額に影響が出るなどはありませんか。

倒産防止共済に多くの掛け金を払うよりかは、減額をするつもりがないのであれば、小規模企業共済に多く掛け金を設定したほうが良いでしょうか
素人の考えですが、倒産防止共済は積立枠の上限があるためです。

度々申し訳ございませんが、お返事をいただけますと幸いです。

共済相談室に相談されるのが確実です。
よろしくお願いいたします。

本投稿は、2024年09月04日 02時34分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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