2018改正後のパートに関する税金
46歳女性です。パート先より勤務時数の増加を打診されています。妻の年収の段階を追って、所得税・社会保険等の変化をお教えください。
現在、夫は51歳(年収760万円・従業員数は501名以下・妻への扶養手当は1万円)、妻、子供(中学生)です。居住地は3級、市県民税は5500円です。ちなみに昨年の妻の年収は102万円でした。よろしくお願いします。
税理士の回答

まず社会保険ですが、年収が130万円以上になりますと、ご主人の社会保険の扶養から外れますので、ご自身で国民年金及び国民健康保険を支払うこととなります。したがって年収130万円を超えると手取額はかなり減ることになります。
続きまして所得税ですが、年収を103万円を超えると税率5%が一定の水準までかかってきますので、ご自身の支払う所得税は、103万を超える増加額×5%=所得税になります。
また年収103万円を超えるとご主人から控除されている配偶者控除38万円があったものが配偶者特別控除に変更になり、年収が増えれば増えるほど控除できる金額も減ってくることになります。ご主人の年収で税率が20%と想定しますと、配偶者控除及び配偶者特別控除すべてなくなった場合38万円×20%=7万6千円の増税になります。
これらすべてを総合的に判断して働き方を検討するのがよろしいかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。今年は103万を超えそうなので、130万以内を死守しようと思います。
本投稿は、2018年03月05日 14時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。