債権を取得することによって、何らかの税金がかかったりするものなのでしょうか?
知人が借金の連帯保証人になっており、返済が困難な状態であることから、債権を保有している債権回収会社から借金額を下回る金額で債権を買い取ることを考えています。知人からは返済計画に基づいて月々の一定額を返済してもらうことになると思います。しかし債権を持つということに対して、あるいは債権を持っているだけで、何らかの税金がかかったりしないか、全くわからないだけに心配です。債権者が、何らかの理由で税金がかかることはあるのでしょうか?わかりにくい文章で申し訳ありません。よろしくお願いいたします。
税理士の回答
債権の買い取りは元々利益を目的に行われるものと思われます。例えば100の債権を50で買い取り、債務者から50以上の金額を回収できれば、50を超えた金額が利益になります。
ご質問のケースも同様に考えれば、債権を買い取った金額以上の回収が出来た場合には利益が生じますので、その部分には税の問題が発生すると思います。しかし、買い取った金額以下でしか回収出来ない場合には利益は生じませんので、税の問題はないと思われます。債権を買い取っただけでも税の問題にはならないと思います。
以上、宜しくお願いします。
お忙しい中、ご回答いただきまして大変有難うございました。聞きたいと思っていた疑問の主旨をとてもわかりやすくご説明いただき、非常に助かりました。これで安心して進めることができます。本当に有難うございました。
本投稿は、2018年03月19日 22時49分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。