長期海外在住、就労、投資で得た資産を本帰国の際に送金、円転
約30年ほど欧州現地の会社で給与所得、投資所得などがあり全財産を持って日本へ本帰国予定です。
現在日本国内に銀行口座はありません。
帰国後、居住者となってからマルチカランシー口座を開設しユーロからユーロへ全資産を移動させる予定です。
この際は自己資産の移動、また同通貨なので非課税と理解しています。
その後その資産の一部をマンション購入に充てる際に円転換します。
その際、為替差益が雑所得とみなされ課税されると理解しています。
分からないのは過去30年近い生活で給与、投資、家の売却などで築いた資産なのですが外貨取得時の換算レートとして総平均法で計算するのでしょうか?
円転時のレートは分かりますが取得時のレートはどのように決定されるのか分かりません。
また、課税されたとしてその額は住民税や所得税にも関わってきますがマンション購入は1回のみですがその後の住民税や所得税に影響するのでしょうか?
情報が様々で本帰国が不安です。
帰国後は欧州からの年金のみでつつましく暮らしたいと思っています。
よろしくお願いします。
税理士の回答
土師弘之
外貨取得時の換算レートは、原則として「移動平均法」で計算します。なお、過去一度も他の通貨に交換したことがなければ「総平均法」と同じ結果となります。
問題は取得時の円換算ですが、極力、給料入金時などの取引日の仲値TTMレートで換算しますが、月単位(前月末)の仲値TTMで換算することも認められます。なお、1990年以後のレートはネットで所得することができます。
また、「雑所得」に限らず、基本的に所得は発生した年度分の課税ですので、翌年分以降に影響することはあまりありません。
ご回答ありがとうございます。
総平均法なのですね。なるべく円転換で発生する雑所得額を抑えたいので1年間に円転換する額をよく考えるようにしたいと思います。
総資産を移動する前に国際税務に強い税理士さんにご相談したほうが良さそうですね。
出身が神戸市なので本帰国に際にはご相談にのっていただけますでしょうか?
よろしくお願いします。
土師弘之
帰国の際には、事務所ホームページにご連絡ください。
ありがとうございます。
その際にはよろしくお願いします。
本投稿は、2025年10月28日 17時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。






