廃業のご挨拶文について。
物販サービス業。個人事業23年、有限会社にして25年。跡取りがいなくて、廃業を決意しました。
会社廃業のご挨拶を作成していましたら、うちの税理士さんが、会社廃業のご挨拶はしてはいけないといわれました。廃業という言葉は、個人事業で使う言葉。
解散であると。でも解散って言葉をだしたら、売買はできないと。
私としては、けじめのご挨拶をきちんとしたいのですが、だめなのでしょうか?
税理士の回答

ご質問ありがとうございます。
廃業届を出す必要があるのは個人事業主で、法人は廃業届ではなく解散手続であるというのが、ご担当の税理士の方の発言趣旨かと存じます。
一方で、会社をたたむときに、取引先の方にご挨拶をするのは一般的にあるお話だと考えられますし、法的な厳密さではなく、一般的な用語として、会社廃業、というのは、意味が通るかと存じます。
けじめを大切にされたいというお心はよくわかりますし、立派だと思います。私見ですが、ご担当の税理士さんに趣旨ご確認いただき、お取引先等にご挨拶されるのがよいかと存じます。
少しでもご参考になれば幸いです。
質問の様子ですと、法人を清算せずに売買(M&A)等をする予定でしょうか。
その様な場合は廃業ではありませんので、顧問の先生は、その様なお話をされたのだと思います。
しかし、貴方の25年間の想いは、取引先の皆様へお伝へされたら良いと考えます。
『代表取締役退任のご挨拶』等、貴方の思いを、適切に表現する表題で、ご挨拶されたら良いと考えます。

解散手続きなどの完了の後に、けじめのご挨拶でよいと思います。
いろいろなお答えに感謝いたします。会社廃業のご挨拶後に、店じまいセールを(理想は半年かけ在庫を無くし換金する)、その後シッターを閉めて次に会社を辞める。ことの想定を考えておりました。
税理士さんおっしゃられるには、この25年の法人の期間、黒字が多すぎるから、店じまいセールを先にして在庫をお金に換金してから、2年位会社を閉めずに、細々と営業しながら、赤字になるようにもっていく。それから、会社を辞めるご挨拶文を出すと言われました。
税理士さんは、税金対策を考えて下さりこのように言われたと思いました。
しかし、だらだらと、いさぎよくなく何だか落ち着かない流れを感じ、
そのように伝えましたら、かなり個人のお金が動くとの話でした。
高齢なので、一旦個人のお金を出して精算して、土地を売り埋めても良いかと考えます。
この考えは如何なものでしょうか?
やはり期間を必要とする方法が一般的で、半分シッターが閉まったような店を2年続けることは普通なのでしようか?
節税については、顧問の税理士さんのご指導で良いと考えます。
しかし、ご自身の廃業等のご挨拶は、ご自身のお考えのタイミングでよろしいと考えます。
在庫セール開始時、在庫セール終了後解散登記時、等々、色々なタイミングでよろしいと考えます。

けじめのご挨拶により、節税対策に支障が生じるのでしょうか。
顧問税理士さんにダメな理由を再度ご確認ください。
ありがとうございます。自分らしく幕をひきたいので、知恵をいただけて感謝いたします。
またよろしくお願いいたします。
本投稿は、2018年07月13日 23時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。