学生で個人事業主の税金と保険料について
公務員の親(63歳)の年収180万円
子供(23歳の大学生)個人事業主で年収200万円。経費なし。
①この場合、親の税金はどのくらい増えますか?
②勤労学生控除は適用されますか?
③子供が支払う税金、保険料はいくらくらいになりますか?
ご回答、よろしくお願いします。
税理士の回答

出澤信男
①相談者様の年収が103万円を超えると、親の扶養から外れ、親は特定扶養控除(所得税63万円、住民税45万円)を受けられなくなり税負担が以下の様に増えます。
-所得税 特定扶養控除額63万円x5%=31,500円
-住民税 特定扶養控除額45万円x10%=45,000円
なお、親の課税所得金額が63万円より少なくなれば、上記の税額までの影響は出なくなります。
②相談者様の年収が130万円以下(取得金額が75万円以下)であれば、勤労学生控除を受けられますす。所得金額が200万円であれば、受けられません。
③相談者様の税金等
収入金額200万円-経費0=所得金額200万円
1.所得税
200万円-基礎控除額48万円=課税所得金額152万円
152万円x5%=76,000円
2.住民税
200万円-基礎控除額43万円=課税所得金額157万円
157万円x10%=157,000円
なお、保険料については、市区町村の健康保険課に確認をされるのが良いと思います。
そんなに税金が取られるとは…。ご丁寧にありがとうございました!
本投稿は、2021年07月25日 08時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。