純額処理と総額処理について
純額処理と総額処理について質問です。
総額処理というのは、下記のようなことでしょうか。
売掛金1.000.000/売上高1.000.000
手数料100.000/売掛金100.000
入金時
普通預金900.000./売掛金900.000
純額処理は下記でしょうか
売掛金900.000/売上高900.000
入金時
普通預金900.000/売掛金900.000
調べたところ、純額処理は手数料等を引いた金額らしいのですが、
上記のような認識であっておりますでしょうか。
あっている場合、この処理が問題なければ本来10.000.000円を超えるところをこえないようにし、免税事業者にすることもできますし
仮に簡易課税であれば、納める消費税を安くなりますよね。
原則課税でも、同様なことが言えると思うのですが、実際に可能なのでしょうか。
先生方、回答のほどよろしくお願いいたします。
税理士の回答

上記のような認識であっておりますでしょうか。
→合っています。
この処理が問題なければ本来10.000.000円を超えるところをこえないようにし、免税事業者にすることもできますし
仮に簡易課税であれば、納める消費税を安くなりますよね。
→会計は総額処理が原則ですし消費税法上も標準税率の委託販売にしか純額処理を認めていませんので、ご記載のような純額処理で課税事業者になるのを回避したことが調査で発覚した場合、租税回避行為として否認されます。
前田先生回答ありがとうございます。
下記の部分についてですが、委託の販売であれば認められるということでしょうか。
それ以外の販売方法であれば、ダメという感じでしょうか。
もし委託販売のみ良いのであれば、その分は手数料を入れずに仕訳けたほうが得ということですよね。
→会計は総額処理が原則ですし消費税法上も標準税率の委託販売にしか純額処理を認めていませんので、ご記載のような純額処理で課税事業者になるのを回避したことが調査で発覚した場合、租税回避行為として否認されます

同じご質問です。先の回答の通りです。
本投稿は、2024年03月07日 22時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。