会社員の所得税節税について
現在年収約1,000万、所得税約90万住民税約60万の支払いです。
貯金が5,000万ほどありますが特に投資等しておらず他に所有財産もありません。
配偶者がおり配偶者名義の持ち家に居住しており子どもはいません。
友人に「もったいない、不動産を買って貸して節税すればいいのに」と提案されましたが、これまでそのようなことを一切考えたことがなく、恥ずかしながらどのような仕組みで節税ができるのかも理解できていませんし、節税とはもっと高収入の方の考えることと思い無縁のものと思っていました。
私のような状況でも節税を検討するものでしょうか?また不動産をもって節税とは具体的にどのようなことでしょうか?ちょうど兄が家を探していますが兄に貸して件の節税をすることはできますか?
稚拙な質問で恐縮ですがよろしくお願いいたします。
税理士の回答

長谷川文男
積極的に投資する、収益を狙うなら良いかもしれませんが、節税のため行うのは避けたほうが良いです。
そもそも、節税の基本は、不動産所得を持ち、赤字にして損益通算で税金を減らすことです。単なる赤字では、損があるから税金が減っただけでメリットはありませんが、その赤字は後々、回収できるものではなければなりませんが、今まで投資していない人が的確に判断できると思えません。
金持ちが、転落するパターンの一つが不動産投資の失敗です。貸家をやろうとしたが、入居状態が思わしくなく、資金が回らず、高利な借入をする等予定外のことが起こって後悔する可能性があります。
確認をするのが遅くお礼が遅れて申し訳ありません。
ご丁寧にお返事いただきありがとうございました。
本投稿は、2025年02月23日 23時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。