退職金と確定拠出年金の受け取り方について
私は現在58歳のサラリーマンです。来年の10月に60歳で定年のとなりますが、少し早く来年の1月末日で退職することにしました。現在企業型確定拠出年金に加入しており、これと退職金をどのように受け取れば一番節税効果が高いのか調べましたが、私の場合は節税が難しいように思っています。もしいい方法がありましたら、教えて頂ければ幸いです。
・退職一時金はおそらく1720万円ぐらいだと思います。
・確定拠出年金は現在3530万円ぐらいになっています(運用金額はこれまでに約1000万円です)。
・公的年金と年金基金は65歳から受け取った場合、月に20万円以上になります。
そこでお聞きしたいのは、
・退職一時金は58歳退職時に一括で受け取ってもいいでしょうか?
・企業型DCはiDeCoに移管したほうがいいでしょうか?
・もしiDeCoに移管した場合、いつからどのように受け取ればいいでしょうか?
退職金を一括で受け取った場合、その時点で退職所得控除の枠はほぼ全て使ってしまうと思います。その後に確定拠出年金を受け取る場合「19年ルール」で受け取るのは無理だと思います。
ということで悩んでいます。アドバイスを頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。
税理士の回答

こちらは人によって判断が分かれるかと思いますが、私としては一括受け取りを、お勧めします。
・税額面から見た場合
退職所得控除後の所得金額も1/2しか課税されないため
・今後の収入の面
分割で後から受け取るより少しでも早く受け取れば、金融投資や不動産投資に回す時間的余裕が生まれるためです。その運用益の享受を放棄するよりは、一括で受け取るべきだと考えます。
お忙しい中ご丁寧にありがとうございます。いずれにしても税金がかかるのは変わらないようですので、その方向で検討してみます。大変参考になりました。

1意見なので、参考になれば、と思います。
本投稿は、2025年09月23日 16時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。