非上場株式企業の残余財産整理について
難しいとはわかっているのですが、なにか方法があればと思っています。
今、非上場株式企業において役員=株主をしています。働き手がいなくなるため
事業を売却しました。いまのところ今年12月末に会社を閉めたいとおもっています。
ただ、残余財産が1億近く残ってしまい、株式数で分配した場合、2000万円ほどになってしまいます。それぞれ別の仕事をもっている仲間で作った会社であり、これまで些少の給与と無配当でやってきたことから金額的にはそれくらいの配当があってもいいのですが、総合課税と考えると所得税、住民税が50%程度になってしまい、ほとんど実入りがない感じになってしまいそうです。
12月末を1月ほどのばして閉めることで、閉める前の賞与、退職金の上乗せ、最終の配当くらいはできるか、とか1年実際の勤務等をしない格好で存続させ、1年分の給与、賞与、配当を支払い、財産を減らすかみたいなことも考えたのですが、無理筋な感じでしょうか。まったく素人の集団で、お金のこともまったく無頓着な人ばかりなので、実入りがなくてもいいよとは言ってくれるのですが、これまでの苦労を考えると忍びなく何か方法はないか、お伺いした次第です。
税理士の回答
坪井昌紀
会社の解散登記をまだ行っていない段階ですので、節税対策としての手法はあると思います。
サイト上での問題解決は限界がありますし、会社全体の把握もできませんから、多少料金がかかっても、お近くの税理士に、清算結了に向けた節税対策と各決算期の申告顧問をお願いするのがお勧めかと存じます。もちろん登記関係は司法書士へスムーズに引き継いでいくことになりますから、手続きについての心配はないです。
節税対策に詳しい税理士を探すべきだと思います。
誰にどのような分配をしたいのかは重要です。会社の規定の見直しもあります。対策を加えたときの節税効果についても直に相談することにより、実感できるかと思います。
回答は以上とします。
本投稿は、2025年10月24日 10時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。






