サラリーマン副業の雑所得経費について
表題の雑所得経費として認められる費用について
確認させていただけますでしょうか。
現在、社員として客先常駐ITエンジニアとして給与所得を得ていますが、
今年より個人事業主として開業(副業)し、
スポットでのIT講師業やIT講義関連の教材開発を行いたいと考えております。
なお、事務所はワンルームの自宅を兼用予定でいますが、
上記状況の場合、例えば以下のような費用は経費として確定申告にて、
許可されるのでしょうか。
・家賃(5割くらいを計上予定)
・スマホ代(5割くらいを計上予定)
・交際費(関係者との会食1人5000円上限程度で計上し、年に複数回を予定)
・備品雑費(新調するスーツ代を満額計上予定)
・IT研修費(IT関連の最新技術キャッチアップ目的で、満額計上予定)
・英会話スクール費(上記同様)
また理想は、雑所得の白色申告でなく、事業所得して認めてもらい、
節税効果の高い青色申告を希望していますが、
サラリーマン副業では厳しいとネット情報で記載されていますので、
あまり期待はしておりませんが、やり方によっては可能なのでしょうか?
税理士の回答
文面から分かる範囲内でお答えいたします。
順番が逆になりますが、
また理想は、雑所得の白色申告でなく、事業所得して認めてもらい、
節税効果の高い青色申告を希望していますが、
サラリーマン副業では厳しいとネット情報で記載されていますので、
サラリーマンの副業とはいえ、それなりの規模で行えば
事業所得として認められますし、青色申告もできます(その前に開業届、青色申告承認申請の届け出は必要です)。
上記状況の場合、例えば以下のような費用は経費として確定申告にて、
許可されるのでしょうか。
・家賃(5割くらいを計上予定)
・スマホ代(5割くらいを計上予定)
費用は認められますが、事業として使っている割合(家の中でどれだけ仕事に使っているか、仕事でどれだけデータ通信、通話に使っているか)を計算する必要してその割合で計上する必要があります。
・交際費(関係者との会食1人5000円上限程度で計上し、年に複数回を予定)
業務だけに本当に必要であれば計上は可能です。
私的な飲み会にも見えるのであれば計上しないほうがいいかと思います。
・備品雑費(新調するスーツ代を満額計上予定)
・IT研修費(IT関連の最新技術キャッチアップ目的で、満額計上予定)
・英会話スクール費(上記同様)
普段のITエンジニアで使っている部分との区別がつかないように見えますのでこれらは計上しないほうがいいかと思います。
ご参考になれば幸いです。
とても参考になりました。ありがとうございます!
本投稿は、2018年05月27日 21時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。