棚卸の評価額について
家電小売業ですが店頭展示品を期末の棚卸で評価額を実売価格より大きく下げて翌期にJANを変えて分からなくして価格を上げて売った場合は問題ありますでしょうか?
またメリットデメリットはありますか?
例えば仕入10万円の商品を一年程度店頭展示していて棚卸で5万円の評価額にして翌期にJANを変えて特売品として8万円で店頭で売るとかした場合です。
税務署に何か指摘されますでしょうか?
税理士の回答

藤本寛之
期末の棚卸時に展示品の評価額を実売価格より大きく下げ、翌期に価格を戻して販売するということは税務上問題があります。
期末商品が過少に評価される結果になっています。
また、翌期にJANコードを変えて分からなくするという行為は大きな問題ですので、やめられた方が良いです。
期末商品の過少評価という指摘に加え、それを隠蔽しようとしたと看做されて重加算税が課される可能性があります。
本投稿は、2018年10月06日 13時05分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。