個人自営業の節税の事で。
私は個人自営業で工事関係を仕事をしています。車は仕事専用で11年使用しています。
来年から妻が扶養を外れることになり、その分の節税をしたいと考えております。車を購入することにより、少しでも節税対策ができるのなら購入を考えたいですが、その際のメリット・デメリットはあるでしょうか?
税理士の回答

中西博明
新たに車両を購入するメリットとしては、減価償却費として経費算入できることですね(11年乗ってる車両は償却不可。)。
また、デメリットとしては、購入資金を手当てしなければならないことくらいだと思いますが、仮にローンで購入すると、元本と利息を支払わなければならないことでしょうか。この場合、もちろん、利息は経費になりますが。
なお、減価償却費は、例えば車両価格300万円だと、車両の種類によって耐用年数4年から6年で償却することになります。
ありがとうございます!
続けて質問させていただきますが、もし今年中に車を購入した際、今年から減価償却として処理できるのでしょうか?車は普通車の予定として、6年になると思いますので、例えば300万でしたら50万といった感じでしょうか?

中西博明
減価償却費は、購入した月の翌月からが計算の対象となります。そのため、年の途中で購入した場合は、購入した月から12月末までで計算し、計上する必要があります。
したがって、例えば11月に車両を購入した場合、定額法で計算すると
(月の途中からの使用開始でも、その月は1月とみなしますので、本年中に使用した月数は2ヵ月となります。)
耐用年数6年の償却率…0.166
1年目の減価償却費:300万円×0.166×2/12=83,000円
2年目以降の減価償却費:300万円×0.166×12/12=498,000円
ということになります。
細かな計算まで出していただき、ありがとうございました!
本投稿は、2019年11月08日 07時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。