事業主を一つする際の効果的な節税対策はありますか?
現在、以下の状態です。
夫:個人事業主(ホームページ制作)年収(350万〜450万)青色申告
妻:個人事業主(美容室)年収(800万前後)青色申告
これから事業主を夫のみにしたいです。
理由は単純にシンプルにしたいからです。
もちろん美容業務に対する全責任や経営は夫が行ないます。
また売上が1,000万円を超えることも承知しています。
質問なのですが、この場合、
妻を専従者給与にすると思われますが、
いくらに設定することが節税で効果的でしょうか?
個人的には、妻が実務を行うので、
一般的な美容師の給与、25万円〜35万円が妥当だと考えています。
しかしその場合、節税効果はないのかな?と思います。
またその他、課税所得を小さくするアドバイスなどありましたら
教えていただけると大変助かります。
現在、いろいろと調べていて、
「何を調べてよいのか?」のヒントにもなればと投稿しました。
返信いたします。
何卒よろしくお願い致します。
税理士の回答

酒屋就一
奥様に給与を支払う場合、給与所得控除が使えますので一定程度の節税効果はあると思われます。
「シンプルにしたいから」という理由で事業をまとめるには、デメリットも多いのではないかと考えます。思いついたものをあげますと
・事業規模が大きくなるため税務調査のリスクが上がる
・消費税関係の届出・申告などの手間が増える
・美容室の設備類の所有権の問題(奥様との間で売買処理などが必要)
などです、ご参考なれば幸いです
酒屋さま
デメリットについてご提示いただきありがとうございます。
大変、参考になりました。
当面は2つの事業主でいきます。
本投稿は、2020年03月30日 12時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。