サブリース契約について
家族経営の株式会社の役員です。
個人名義でビルを所有しており、賃貸料全額を会社の売上として計上しています。
節税のためサブリースしているのですが、私個人の確定申告の際にも賃貸料全額を収入として計上しています。
お聞きしたいことは、
・サブリース契約は成立しているか
・会社と個人、二重に計上して、余計に税金を支払っていないか
・サブリースとを辞め、個人の所得としてだけ計上することのデメリット(控除の問題など)はあるか
の三点です。
アドバイスお願いいたします。
税理士の回答
サブリースとは所有者から物件全体を借り上げ、空室があっても一定の家賃を保証する家賃形態です。一般的には同族法人が建物全体を借り上げ、その建物から生じる家賃収入を売上として計上し、サブリース代として家賃の85%~90%の地代家賃をオーナーである個人へ支払います。今回のケースで法人が個人へ100%地代家賃を支払っているとサブリースはしていない状態です。全く支払っていなかったら法人にも個人にも満額で課税されていますので二重計上になっています。サブリースが有利か否かはその物件の収支や個人の所得レベルを見ないとお答えできませんので今、申告をしていただいている先生にご相談ください。
わかりやすい回答をありがとうございました!
とても助かりました。参考にさせていただきます。
一つだけ追加でお伺いしたいのですが、サブリース代として法人から支払いがあった場合、個人で確定申告をする際の項目は、不動産収入となりますでしょうか?
はい、おっしゃる通りです。法人から支払われる地代家賃がそのまま個人の不動産収入になります
ありがとうございました。
とても助かりました。
本投稿は、2020年06月09日 13時45分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。